「サントリー黒烏龍茶」(以下「黒烏龍茶」)に濃いものがあるのをご存じですか?
商品名は「サントリー黒烏龍茶#濃いめ」(以下「濃いめ」)です。
両方とも、トクホ(特定保健用食品)に認定されています。
しかし、「濃いめ」はマクドナルドなどのドリンクメニューにありますが、他ではあまり見かけません。
「濃いめ」をお探しの方に、購入できるところや特徴などをまとめました。
目次
「サントリー黒烏龍茶#濃いめ」はファストフード店向け
サントリーの公式サイトを確認したところ、「濃いめ」は飲食店向けと記載されています。
発売当時のニュースから、特にファストフード店向けだということもわかりました。
現在もお店にあるのでしょうか?
主なファストフード店のドリンクメニューを調べてみました。
私が調べた限り、マクドナルドとロッテリアでは現在も販売しています。(2021年8月時点・一部店舗では取り扱いなし)
念のため、近所のスーパーやコンビニを探しましたが見つからず、アマゾンや楽天でも取り扱いはありませんでした。
通常の「黒烏龍茶」は割とどこでも売っていますので、そちらのほうが購入しやすいですね。
「サントリー黒烏龍茶#濃いめ」の特徴
「黒烏龍茶」と「濃いめ」を比較してみました。
「濃いめ」 の効果
そもそも「濃いめ」とは何が濃いのでしょうか?
それは、ウーロン茶重合(じゅうごう)ポリフェノールです。
ウーロン茶重合ポリフェノールとは?
茶葉を半発酵させる過程でカテキン類が結合(=重合)した、ウーロン茶特有の成分のこと。色の濃い成分です。黒烏龍茶の色が黒いのは、ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)を含んでいるからなんです。
引用:サントリー黒烏龍茶公式サイト
ウーロン茶重合ポリフェノールは、血中中性脂肪の上昇を抑えてくれ、体に脂肪がつきにくくしてくれます。
◆「サントリー黒烏龍茶」
ウーロン茶重合ポリフェノール(ウーロンホモビスフラバンBとして)が350mlあたり70mg(1mlあたり0.2g)
◆ 「サントリー黒烏龍茶#濃いめ」
ウーロン茶重合ポリフェノール(ウーロンホモビスフラバンBとして)が250mlあたり70mg(1mlあたり0.28g)
このことから、「濃いめ」のほうが少量でウーロン茶重合ポリフェノールを摂取できるということがわかりました。
「濃いめ」 の 味
では、味はどう違うのでしょうか?
実際に両方を購入して飲み比べてみました。
それぞれコップに注いでみました。
上が 「黒烏龍茶」 で下が「濃いめ」です。
まず見た目から下の「濃いめ」のほうが色が黒いのがわかります。
飲んでみたら、やはり「濃いめ」のほうがより渋さを感じました。
一緒に買ってきたマックのアップルパイと一緒に「濃いめ」を飲んだらちょうどいい感じでした。
でも「黒烏龍茶」でも十分さっぱりしますよ。
「濃いめ」 の 値段
私が買ったのは、
- 「濃いめ」250ml:マクドナルドで単品250円(税込)
- 「黒烏龍茶」350ml:コンビニで156円(税込)
「濃いめ」は各お店で値段に差はないと思いますが、「黒烏龍茶」はお店や通販ショップによって値段は違いますので色々と比べてみると良いですよ。
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「濃いめ」 の 特徴まとめ
どちらも脂っこい食事に合いますが、
◆「濃いめ」:効率良く効果を感じたい方や渋めの味が好きな方
◆「黒烏龍茶」:たっぷり飲みたい方や渋いのが苦手な方、値段を抑えたい方
に向いていますね。
「サントリー黒烏龍茶#濃いめ」の代わりに飲めるお茶
「黒烏龍茶」も「濃いめ」も脂肪の吸収を抑えて体に脂肪がつきにくくしてくれます。
ただ、ちょっと渋いのが苦手とかもう少し値段が安いといいなと思っていたら、ウーロン茶にこだわらずに探してみましょう。
例えば、「黒烏龍茶」や「濃いめ」と同じように、脂っこい食事が好きな方にうれしい「国産 黒番茶」という日本茶があります。
「国産 黒番茶」は「重合カテキン(ポリフェノール)」が中国ウーロン茶の2倍以上あるのに、渋みが少ない飲みやすいお茶です。
安心の100%国産茶葉&国内製造で、「こいまろ茶」で有名な京都の宇治田原製茶場が販売しています。
ティーバッグ30袋入りなのでたっぷり飲めて値段も抑えられます。
興味があったら見てみてくださいね。
この記事のまとめ
「サントリー黒烏龍茶#濃いめ」は、
- ファストフード店向けでマクドナルドやロッテリアにありますが、その他では販売していません。
- ウーロン茶重合ポリフェノールが濃く、脂肪の吸収を抑えて体に脂肪がつきにくくします。
- 「サントリー黒烏龍茶」よりも味は渋めで、より脂っこい食事と合います。
ただし、黒烏龍茶を飲んでいるからと、脂っこい食事は食べ過ぎないようにしましょうね!